前職は自衛隊に所属していました。自衛隊の仕事でプログラミングの世界に触れたことがきっかけで、
興味があったプログラミングを本気でやってみたいと思い、転職を決意しました。
未経験OKと書いてある求人も多数ありましたが、やはり前職が自衛隊となると、
結構ハードルは高く感じていましたね。そんな中、シスメックスピロートの求人を見つけて応募したところ、
面接官が過去に自衛官と一緒に仕事したことがあったようで、
自衛官を気に入っているというところから私も気に入ってもらい、そのまま入社が決まりました。

入社前から「静か」ということは聞いていて、本社は確かに「静かだなー」と思っていました。
一方で、磯上事務所は女性が多く比較的賑やかで、事務所ごとに特色があるんだなと感じました。
また、口数の少ない先輩ばかりですが、プログラムには妥協せず熱く語る人も多く、凄く真摯にプログラムに
向き合っているなと感じました。

これまでは、上司が設計して「こういうふうに作ってね」と言われたものを開発していましたが、
今では少しずつ設計にも携わらせてもらっています。
やはり設計をするには、自分で考えて色々な機能のことなども調べる必要があるので大変ですが、
全体像を抑えて設計をしていくのが、今はすごく楽しくやりがいになっています。

入社して初めての仕事が、艦艇の電源監視制御装置開発でした。
この開発は、シスメックスピロートのオフィスでも開発はできますが、実際はお客さまの環境にしか試験用の装置が
ないので、現地に訪問して試験していました。
思うように検証が進まず、先輩に助けてもらいながら、訪問させてもらったことを覚えています。
自社での検証では問題がなくても 、実際の環境で動かしてみると思った通りの動きをしないなど、
実環境で動かしてみないとわからないことが多かったですね。
みっちり仕事を覚えた時期でもあり、良い経験でした。